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レンタサイクル「HELLO CYCLING」を利用して、ソフトバンクの凄さをまた知る。

こんにちは編集長のSeinaです。
最近街中を歩いていても、常に記事のネタ元になるものを探すようになった。

しまいには友達から「どうせこの会話も記事にするんだろ!怖いわ~」と言われるようになる始末。気を付けなくちゃ。

ある日、地元で毎年行っている夏祭りに行く機会があった。その場所までは歩いて30分。電車やバスも丁度いい場所に止まらないし、タクシーに乗るほど贅沢したくない。

そこで、前々から気になっていた人生初のレンタサイクルサービス「HELLO CYCLING」にチャレンジしてみた。気づいたことをまとめました。

利用者視点の気づき

サービス内容

セブンイレブンでこんな風景を見たことはないだろうか。

私の地元にあるセブンイレブンにも突如として現れた。ふーん。セブンがまた新しいサービスも始めたのか。

という程度でしか無かったが、今回ドンピシャで利用したいタイミングが出たので使ってみることにした。

特徴
・24時間利用可能

・利用開始30分前から予約可

・交通系ICカード等に対応しているスマホを使う場合は予約不要

利用方法
・専用アプリ上からレンタルする場所を選択

・予約手続きを行うと指定した自転車の暗証番号が通知される

・ハンドル付近についてある電源を起動し、ロックを解除

・返却は近くの返却可能場所を検索し、スペースが空いていたらどこでも可

・返却場所で所定の操作を行えば返却手続き完了

料金体系
・60円/15分

・1,000円/24時間

ただし場所によって料金が異なることもあるらしい

いざ、乗ってみる

アプリ上から近くで借りれる場所を検索し、予約。

乗ってみた感想

個人的な感想をまとめてみる。

良かった点
・電動自転車なので坂道らくらく
・さっと乗ってさっと乗り捨てできる手軽さが良い
・2分もあれば予約が出来る

悪かった点
・目的地の近くに返却場所が無かったため、結局歩く時間が長くなった
・スマホ操作に慣れていない世代にとっては予約~返却までの操作に戸惑うかも
・目的地のそばで一時的に止めて、また乗るというような使い方をするには高い

今後設置場所が拡大していけば、ますます便利になることは間違いない。もし、設置場所が増えていけば、30分未満程度のちょっとした移動には最適だと思う。

運営者視点の気づき

運営母体

てっきり、セブンイレブンが始めたサービスだと思っていたが、運営母体はオープンストリート株式会社であることが判明。聞いたことないなぁ。しかしよく見てみると…。

ソフトバンクとヤフーの関連会社だった。もう少し調べてみる。

オープンストリート株式会社(英語: OpenStreet)はソフトバンク株式会社と、Yahoo!Japanの100%子会社のZコーポレーション株式会社の持ち株会社である

ソフトバンクが2011年から実施している新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」で提案され、社内ベンチャーとして会社設立された。 その後、Yahoo!JapanグループのZコーポレーションより資本参加を受け、両社の持ち株会社である。

(参照:Wikipedia)

ソフトバンクの社内ベンチャー制度で生まれた会社!?なんだそれは。

ソフトバンクイノベンチャー制度とは

概要
・2011年から実施している社内起業制度
・2010年に発表した「ソフトバンク 新30年ビジョン」における「戦略的シナジーグループ5,000社」の実現に向けた施策
・従業員だけでなく、内定者やグループ外との共同提案が可能

特徴
・誰でも提案可
・ソフトバンクグループ各社の従業員は誰でも、何度でも提案可

これまでの実施状況
応募件数 約6,600件
審査通過案件 75件
事業化案件 16件

(参照:SBイノベンチャー株式会社 事業概要)

8年間から社内起業制度を立ち上げ、社内起業制度を実現するための専用子会社SBイノベンチャー株式会社を作って事業化を進めている。

未来を見据えながらまさに戦略的シナジーを生むグループが着々と出来上がっているのだ。

HELLO CYCLINGの進出状況

全国の設置状況を見ると以下のようになっている。当然、設置が集中している地域が出ているがこれは致し方ないだろう。

ビジネスモデルとしては設置拠点が広がれば広がるほど、乗る場所も返却場所も増える為、利便性が増し収益性が高まるはずだ。

オープンストリート株式会社が設立されたのは2016年11月。3年弱で全国規模に拠点を広げられるのは何故だろうか考えてみた。

因みに、HELLO CYCLINGサービスを導入している主な店舗は私が確認する限り以下の3つ。

・セブンイレブン(提携発表済)
・イトーヨーカドー
・デニーズ

全部セブン&アイ・ホールディングス関連だ。ソフトバンクとセブン&アイ・ホールディングスに資本関係はあったっけ?

セブン&アイ・ホールディングスのWikipediaに下記記述があった。

株式会社セブンネットショッピング(セブン-イレブン・ジャパン 100%) – ソフトバンクグループ・ヤフー等との共同事業が母体。現在はヤフー以外での販路を見出している。

ほほう。ソフトバンク中期経営計画のプレゼン資料に、大企業の94%と取引があると書いてあった通り、何でもサービス作るときに影響力を持った企業とコラボレーションして動き出せるのはやはり強い。

ミニマムサイズの零細企業を経営している身からすると、その人脈を手に入れることがどれだけ大変なことか。いやはや恐れ入ります。

まとめ

ここまでをまとめてみると、

・レンタサイクルサービスは設置拠点が広がればかなり便利。使い勝手◎

・スマホを使い慣れている世代には楽。シニア世代はターゲット外

・運営母体を遡るとソフトバンクの社内起業制度から生まれた会社であることが判明

ということがわかった。個人的には積極的に利用していくだろうし、決済がICカード等でできるのも非常に魅力的。

一方、こうやって様々な情報がソフトバンクに集約されていき、住まい、趣味、思考、収入等の情報が丸裸にされると思うと怖いな、とも思った出来事でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

Seina
独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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