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建築金物屋のポテンシャルを探ってみたら、できることだらけだった【スポカン会議vol2 開催レポート】

 

こんにちは!

先日、ビズタスクが主宰するイベント、スポカン会議の第2回目が開催されました!

※スポカン会議って何? という方はコチラをご覧ください!

 

今回、お話を伺いPR戦略提案をさせていただくのは、主に建築商材を取り扱う株式会社オグラ代表の小倉太郎さん!

 

前回にも増して議論も深まり、とても充実した時間になりました。この記事では、その模様をお伝えします!

実際のインタビューの様子はこちら!

 

 

 

 

 

 

 

インタビュー企業紹介

株式会社オグラ
代表取締役:小倉太郎
所在地:東京都江東区門前仲町1-13-10
事業内容:建築金物、建築関連資材全般および鍵前、カギなどセキュリティ商材の卸売ならびにこれに付帯する業務
HP:https://ogr-corp.tokyo/

 

 

クリエイター紹介

佐藤 優希成
生前整理  × 動画制作企画

埼玉県和光市で生前整理の仕事を中心に活動する一方で、BiztasQのサイト管理人でもあり、最近では動画企画・編集の仕事にも力を入れている。

 

 

中西 須瑞化
PRライティング × リブランディング

morning after cutting my hairという、社会課題解決に特化したPR会社の役員。かつ、フリーでPRライターやイベンター、文筆業にも携わる。

 

 

藤井 瑛里奈
フォトグラファー × WEBデザイン

フリーランス2年目でフォトグラファーやWEBデザインを中心に活動している。伊豆下田にお試し移住中。

 

荒井 千乃
WEBライティング×グラレコ

記事のリライトや校閲の仕事をしつつ、グラレコ勉強中!スポカン会議のbosyuに反応してくださり、グラレコの実践の場としてスポカン会議への参加を表明。

 

 

 

第一部:経営者インタビュー

前回に引き続き、参加クリエイターは4人。

生畑目による一問一答のあとに、クリエイターから追加質問を行います。

 

 

生畑目「まず最初に、小倉さんが会社を経営する目的はなんでしょうか?」

小倉さん「会社理念である『人々、みんなが安全に快適に生活する方法を応援していきたい』が目的ですね」

 

生畑目「創業から70年を超えていますが、家業を継ぐきっかけは何かありましたか?」

小倉さん「元々裏方作業が好きだったんです。その影響で、家業を見た時に改善したいと思うところが目についたのがきっかけですね」

 

生畑目「会社を通じて実現したいのはどんなことですか?」

小倉さん「建築業はもちろん、不動産・運送など業種を超えた方達と繋がりをもって、自分たちが貢献できる対象をもっと広げていきたいと思っています」

 

生畑目「事業の中で力を入れていることはなんでしょう?」

小倉さん「扱う品数が非常に多い商売なので、お客さんにストレスがないようにサービスを提供することは特に気を付けています。そのためにどこに何があるかを全て把握してすぐに提案できることが必要です。マンパワーだけでなく、システムやツールを使いこなして正確にやっていきたいと思っています」

 

生畑目「お客さんは地元の大工や業者が多いのでしょうか?」

小倉さん「全国展開している業者もいますが注力して営業活動しているのは地元の江東区のお客さんです」

 

生畑目「江東区での活動や、これから地域に貢献していきたいと思っていることを教えていただきたいです」

小倉さん「街は大きい屋根の一軒家のようなものです。なので、住む人全員が一つの家族のようなコミュニティに発展できればいいなと思っています」

 

生畑目「今、地元や地域での繋がりが薄くなっていると言われがちですが、小倉さんの周りはどんな状況ですか?」

小倉さん「お祭りなどの地域の取り組みには賛同して集まってくれる方が多い印象です。外から移り住んできた方も同様ですね」

 

生畑目「現状困っていることや力を貸してほしいと思うところはありますか?」

小倉さん「純粋にお客さんを増やしたいんですよね。方法や捉え方は色々ありますが、今の物売りの役割だけでは足りないと思っています。新しい挑戦をするために、何か事柄を提案できるクリエイターのような目線で見ることが必要になってくるんじゃないかなと」

 

 

生畑目による質問は一旦終了。

今の話を踏まえ、クリエイターからも追加質問を行います!

 

中西「今のお客さんは地元の大工や全国展開してる業者がメインだと思います。今後、関係を強化したり、新しく接点を生みたいと考える業界はありますか?」

小倉さん「具体的にはまだないですが、どんな業界でも、何か困っていることがあればすぐに手助けできるような体制にしたいと考えています」

 

中西「お客さんはto B向けが多いと思いますが、to C向けのアプローチは強化したいと思いますか?」

小倉さん「既存の仕入れ業者からの流通以外に、店頭として構えている店には一般の方もいらっしゃいます。接点自体はありますので、そこでのアプローチも考えたいとは思いますね」

 

中西「多くの製品を取り扱う分、ストックがたくさん生まれてしまう懸念があるのではと思ったのですが、どのように仕入れを行っていますか?」

小倉さん「確かに1年動かないような商品もあるので。仕入れは日々動きがあるものがメインになります。

 

佐藤「同業者間で目標にしている会社などはありますか?」

小倉さん「目標や参考にしたい会社さんはもちろんありますが、それぞれのお客さんの種類や規模感も違います。自分たちに丸々当てはめないように気をつけています。

 

佐藤「その中で面白いと思った事例はありますか?」

小倉さん「キャッシュレスのイメージがなかったためか、クレジットカードが使えるようにしたところ、大きな反響がありました」

 

藤井「そうなるとネットからの注文は少ないのでしょうか?」

小倉さん「電話やFAXの注文が多いですね。今はメールも増えてきました。実はLINEの公式アカウントも作ったんですよ。意外と評判が良いので、お客さんのストレスは少し減ったかなと思います」

 

藤井「LINEの公式アカウントは連絡手段として利用されているんですか?」

小倉さん「そうですね。広告などは打たずに連絡手段として利用しています」

 

藤井「製品の告知のようなことはしていないのでしょうか?」

小倉さん「立ち上げたばっかりなのでまだできていないですね」

 

荒井「先ほどおっしゃっていた新しい挑戦の具体例として何か考えていらっしゃいますか?」

小倉さん「まだ模索段階なので是非ともそのあたりを相談したいと思っています」

 

中西「新しいことを始めるとなった時、人手を動かせる余裕はありますか?」

小倉さん「私一人が動く分であれば捻出できます」

 

クリエイターによる質問はこれにて終了!

生畑目が事前に小倉さんに「どういう方向性でPRをしてもらいたいか?」と質問したところ、「自由に料理してもらえれば」とのことだったので、戦略会議もあらゆる角度から自由に行っていただきます!

 

 

第二部:戦略会議

 

藤井「ターゲットをまず決めたいですね」

 

佐藤「街の商材屋なので、年齢層が高めの方を対象にしたサービスがあればなと思います。例えば、高齢者向けのセキュリティサービスとか」

 

中西「今、コロナの影響もあって、家やオフィスっていう空間の価値がすごく高まっていると思うんですよ。次はその空間にどういう価値をつけていくのか、がポイントになってくるのかなと。ひたすら自分のお気に入りの空間にするのか、人が行きたくなるような場所にするのか。そう考えたら、手軽にできるDIYとか、家の中にお気に入りの部分を作るのは今の時代に合ってるんじゃないかと思います」

 

佐藤「家庭菜園キットとかよさそうですね」

 

中西「そうそう、ストックも多いって話もしていましたし、使い方とか一緒に教えてあげられたらいいんじゃないかな」

 

藤井「DIYは確かにできるなと思いました。楽しそう。希望者にセットを送ってオンラインでじゃあ一緒にやりましょう! みたいなのも」

 

中西「いくつかできそうですよね。お店に来れない人にはDIYセットを送ってあげる。来れる人、ニッチな趣味がある人には店舗見学ツアーのような形にしてもいいかも。『コレは実はこういう部品に使われてて〜』みたいな。その場で何か体験できてもいいですね。ただ、社内のリソースがそれほどないってことだったので、実施できたとしても月一くらいかな」

 

藤井「LINEで登録してもらった人に対してのアプローチもできると思います」

 

中西「広告じゃなくても常時コミュニケーションをとるツールとして使えそうですね。あと、部品についてのYouTube解説動画とかどう思います?笑」

 

藤井「私がお客さんだとたら、商材屋さんって何があって何ができるか分からないイメージがあるので、それを払拭する意味でもYouTubeはいい案だと思います」

 

荒井「この製品はこういう風に使うんですよ〜って解説してくれているチャンネルってあるんですよ。それと似た感じでSNSで発信できたら楽しいかもしれないと思いました」

 

中西「そうなんだよね。SNSを運用できればSNSでもいいし、多分コスト結構かかるから、ちゃんと定期的に更新できるかだね」

 

藤井「買うのであれば、実際に工具店に来ていただく必要があるけど、PRは日常の中でどれだけ意識の中に置いてもらえるかが鍵ですね」

 

中西「ある程度好きな人はいるんだろうけど、なかなか一般の人にまで伝わらないよね」

 

荒井「全体的に、今はto B寄りだけどto C向けに発信して認知してもらおうよみたいな流れですかね」

 

中西「うんうん。to Bはある程度安定してるんだなって感じはしていて。To B向けでも何かできるかもしれない。全然違う業種と組むのも面白いかもしれない」

 

 

クリエイター達も、商材屋というあまり日常に馴染みのない分野のため、PR案はいろいろな方向に散らばっている様子。DIY、動画、他業種とのコラボなど、多様な意見が出る中、クリエイターの一人、中西さんが議論をもう一歩前に進めます。

中西「小倉さんはとにかくお客さんにストレス与えないことを大事にしてるとおっしゃっていたので、地域みんなにとっての便利屋さんのようなニュアンスも活かしたいですね。LINEをやるにしても、問合せくらいならLINEでできた方がいいですし。あとは簡単なアンケートを送信したら何かを提案してもらえるところまでできたら便利だなと」

 

荒井「システムがなくても、簡単なものだったらできそうですね」

 

中西「自社だけは無理でも賃貸不動産の業者とかと組むのもいいかもしれないですね。住んでる側からしても安心しますし」

 

藤井「それめちゃくちゃいいと思います!」

 

 

 荒井「そういえば、地域のお祭りって具体的にどんなことしてるんでしょうね?」

 

中西「おそらく町内会的な方かな。お祭りがあるってことは地域のつながりがすごく強いってことの現れ。世代問わず交流が生まれる場だからどこでもすごく大事にされてる。小倉さんの会社がある門前仲町にもそういうのがあるんだと思います」

 

藤井「都内でもそういうお祭りってあるんですね。なんだか意外でした。そのつながりは確かに大切にしたいですね」

 

 

生畑目「盛り上がってますが、制限時間残り5分ですー!」

 

 

今回も戦略会議は時間ギリギリ。

小倉さんにも追加で質問を行い、直近まで話し合いを続けます。

第三部は提案用の資料作成の時間も含めるので最後はみんな駆け足!

分担してパワポ作りを行い、なんとか間に合いました!

 

 

第三部:戦略提案・フィードバック

まとめ終えたところで小倉さんがzoomに合流。

スライド資料を共有しながら提案を行います。

 

まず最初に、クリエイターの中西さんがターゲットとコンセプトを説明。

・ターゲットの年齢層は高めであること
・人的リソースの課題があり、新規開拓にはなりづらいこと
・「家」や「オフィス」といった空間の価値が再定義されていくこと

などを伝えた上で、to Cの顧客を対象に

・店舗に人を招く企画、
・遠隔で発信し、日常の興味・意識の中に入れてもらう戦略

を提案します!

 

 

藤井「一つ目として店舗見学ツアーを考えました。工具に興味を持つニッチな趣味の方や、こういうのが日本っぽいと思ってくれる外国人観光客が狙いです。また、店内の写真を撮りたい人もいるんじゃないかと思うので、そういう方たちに向けて企画しました。店舗内でワークショップもできたらいいと思っています」

 

藤井「二つ目に、お手軽DIYキットです。例えばドアノブや小さな収納ですね。自分の空間を大事にしたいという人に向けに、賃貸でもできるようなDIYキットをお届けしてオンライン上でワークショップを行う、といったこともできるのかなと思いました」

 

荒井「次に、工具の使い方や用途をSNSで発信していく案です。多くの方にとっては馴染みがないので、どこで使われているのか、どうやって使うのかを伝えていきます。キングジムさんや、アロンアルファさんもTwitterを活用されてるので、参考になると思いここで例として挙げさせていただきました」

 

佐藤「四つ目は、アイテムを使ってアート作品を制作してみようという案です。先程のDIYに近いですが、これは潰れてしまったり使えなくなったものを再利用する形なので、環境問題にも配慮できている点がいいのではと思っています」

 

荒井「次にto B連携です。先ほどおっしゃっていたLINEを活用して、顧客の相談に答えたり、不動産と連携して新居や賃貸住宅に住むタイミングのオプションサポートとして使う案です。例としてはフローチャートのように、はいorいいえでいくつかの質問に答えてもらい、最終的に自分に合ったものを探せるといったものを考えていました」

 

佐藤「最後になりますが、YouTubeでニッチなアイテムを紹介する案です。小倉さんの方から、アイテムの歴史や意外な使い方などを紹介してもらって、みんなに工具の存在を身近に感じてもらうことが狙いです」

 

以上で発表は終了! 提案したアイデアは合計6つ!

限られた時間でアイデアを絞り出したため、発表後のクリエイターは少々お疲れの様子(笑)

そして、小倉さんも提案の充実度には驚いたようです。

 

小倉さん「みなさんありがとうございます! こんなにしっかり書いていただいて、すごく勉強させていただきました。私自身、お客さんに親しみを持っていただくという点を少し忘れていたなと感じます。地域の人が困っていることはたくさんある中、DIYや工具の実演はすごく新鮮だったので、是非やってみたいと思いましたね。でもこういうのは、しっかりディレクションしてもらわないと何も作れないと思うので、引き続き皆さんにお力添えをいただきたいです」

 

仕事で大切なことの一つとして、自分が得意なことと苦手なことを把握することがよく言われますが、それは会社でも同じこと。会社の強みや特徴、過去の歴史まで遡って把握することで、打つべき次の一手が見えてくるのだと思います。短時間でここまでの提案ができたことは、小倉さんにとってもクリエイターにとっても大きな自信になったようです。

 

以上をもって、PR戦略提案は終了です!!

 

振り返り

 

荒井さんがまとめたグラレコを共有後、

クリエイター達と小倉さんから一言ずつ、今回の所感を述べます。

 

藤井「今日はありがとうございました。今日の90分だけでもすごく私が勉強になりました。企画書やメモの取り方・まとめ方をはじめ、提案を出すのもすごく楽しかったです。こんな風にみんなと協力すればもっと面白いことができるんじゃないかとワクワクしています。今後ともよろしくお願いします」

 

佐藤「ありがとうございました。初参加でしたが、たくさんアイデアが出るのも面白かったですし、実現したらいいなと思いました。一方で、始めたことをどう収益化するかも大事なことなので、お金になるのかって部分もきちんと考えていけたらいいですね」

 

荒井「ありがとうございました。ひとつの会社のためにみんなが必死になって楽しめる時間が、この歳になってもあったのが嬉しかったです。またよろしくお願いします」

 

中西「お疲れ様でした。ここまで短時間で提案できる形にするのは初めてだったのですごく新鮮な体験でした。お伝えした企画はまだまだ薄いと思いますが、ちゃんと意味づけをして深めていくことはできると思います。先ほど佐藤さんが言った収益化と言う部分も含めて、どこか一個からでもプラスになっていったらいいなと。いいお話たくさん聞けてよかったです。ありがとうございました」

 

小倉さん「みなさん改めてお疲れ様でした。最初にこの企画の『建築金物×クリエイター』というタイトルを見た時、何がどうなっていくのかがが見えなくて逆にワクワクしてたんです。結果、とても刺激的な時間を過ごさせてもらいました。これはどの会社さんもやった方がいいですね(笑) 先程提案していただいたアイデアを私どもの方で精査して次に繋げていくべきだなと感じました。みなさん本当にありがとうございました!」

 

一同「ありがとうございました!」

 

「建築金物×クリエイター」というタイトルからは、確かに予想もつかないところまで話が広がりました。意外にも、私たちの日々の生活にも通ずる箇所が多くありましたね。コロナの影響で外出が憚れる今、家にしてもオフィスにしても、自分が身を置く空間を改めて見つめ直し「本当に心地いい場所」を追求するいい機会なのかもしれません。

 

以上で第2回目のスポカン会議は終了です!

次回もお楽しみに!

 

 

お知らせ

ビズタスクでは、スポカン会議に参加してくださる企業様、クリエイターの方、スポンサーを絶賛募集しております。

企業様にとっては自社の課題解決の糸口を掴むきっかけになりますし、

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書き手:遠藤淳史