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業務効率化につながる!アウトソーシングサービスのまとめ

社内で行ってきた業務を社外の企業などに委託するアウトソーシング、そこまで重要ではない業務を外部の企業や個人に委託することで、最重要課題の業務に集中して取り組めます。

多くの企業が率先して利用するものから最近話題を集めるものまで、業務効率化やコスト削減につなげられるアウトソーシングサービスについてまとめました。

1.アウトソーシングサービスの利用する上でのポイント

提供される質と費用の関係

なぜ外部に業務委託をするか、それは作業効率が低い状態で業務をこなそうとすれば、時間的なロスや費用のムダにつながるからです。提供されるサービスの質が高く、時間的なロスや費用のムダをカットできるのが大きな要素となります。

また業務委託先の業者は様々な分野のエキスパートであり、最新情報に詳しく、技術革新に対応しています。もし、エキスパートを自社で育てようとすればかなりの時間と費用がかかりますが、委託をすればその必要はありません。

経理や労務管理などはヒューマンエラーが起こりやすく、起こった場合のリスクが意外と大きな分野。こちらも業務委託をすることで、エラーが起こりにくく、社員に過度な負担がかからずに済み、働きやすい環境にもつながります。

ハイレベルな人材の確保につながる

一般的なアウトソーシングをBPOと言うのに対し、採用に特化したアウトソーシングをRPOと言います。本来、新卒もしくは中途採用の場合、企業説明会やセミナーの開催、選考活動など様々な業務が存在し、途中のプロセスで社員が関わるケースがほとんどです。

これをアウトソーシングすることで、一貫した採用支援、代行を行い、ハイレベルな人材の確保につなげられ、社員の負担も減ります。アウトソーシングをすることでノウハウが社内にたまらない懸念もありますが、全てを丸投げ状態にするのではなく、定期的に話し合いの場を持つことで採用に関するノウハウを得ることも可能です。

利用する際には、連携の取り方などをポイントに選ぶようにしましょう。

2.業務効率化やコスト削減につなげられるアウトソーシングサービス

①株式会社ネオキャリア(採用支援)

これまでに1万社以上が導入し、年間500社以上が利用するRPOのトップランナーである株式会社ネオキャリア。新卒や中途採用だけでなく、アルバイトの採用も手掛けています。成果報酬型の課金タイプがあり、面接にどれだけ呼び込めたかで費用が変わります。確実に面接に参加する頭数を揃えたい場合におすすめです。コールセンターを用意し、土日祝日、夜間でも対応できるため、応募者への連絡も素早いのが特徴。取りこぼしも少なく、効果検証や現状の課題、改善案も伝えてくれるため、社員は面接に集中でき、中身にこだわる採用活動が行えるようになります。

②ソーシャリンクス株式会社(給与計算・労務管理)

アジア最大の給与計算サービス会社と連携するなど、海外でのアウトソーシングにも強いのがソーシャリンクス株式会社。管理部門で発生するコストを最大で半減できる他、専門的なスキルを持ったプロが担当するため、作業におけるミスなどがほとんどありません。

シンガポールの会社と連携していることで、将来的に海外展開をする際にも、最新技術を用いて年末調整などを行ってくれるので非常に便利です。

③cerebrix(営業)

近年注目を集めるのが営業に関するアウトソーシングサービス。その中で1,000以上の企業の営業経験を誇るのがcerebrixです。大手企業での営業経験もあり、そのノウハウはずば抜けており、営業に携わる人材の育成や独自の営業システムが確立されています。

固定報酬タイプがベースとなっており、一部成果報酬型にすることも可能です。営業代行と将来的な人材育成を検討する企業におすすめのサービスと言えます。

④株式会社ベネフィット・ワン(福利厚生)

経理や労務管理だけがアウトソーシングの対象ではありません。福利厚生もその1つ。コストがかかるだけでなく、管理するのも大変で、その割に従業員のニーズには応えきれないなど、費用対効果が結構悪いのが福利厚生の特徴。

これをアウトソーシングすることで、自社のコストや管理負担を減らしつつ、従業員のニーズに応えられます。

福利厚生に関するアウトソーシングのパイオニア的存在が株式会社ベネフィット・ワンです。従業員1人あたり600円から、福利厚生や健康管理のサービスを利用でき、教育支援サービスも展開し、人材教育の活用にもつながります。

教育支援では、レポート機能がついているので、受講者の状況を把握できるのもプラスです。

⑤ヤマトシステム開発(マイナンバー収集)

中小企業の労務担当が一番頭を悩ませるのがマイナンバー収集と管理。収集の際にうっかり漏れ出てしまえば企業側に罰則が与えられるにもかかわらず、紙ベースで収集するケースが多く、その管理も大変です。

ヤマトシステム開発では収集方法を何パターンか用意する他、収集キットを用意して準備も楽に行え、自社設備によるクローズド運用で安全に管理します。マイナンバー収集や管理を社員が行うとなれば、その引継ぎやセキュリティ対策も重要になり、その負担は相当なものです。

ミスが起こったら取り返しのつかない分野であるため、そのリスクを排除できることから、今後利用する企業は増えることでしょう。

まとめ

アウトソーシングサービスには実に様々なものがあります。費用を最小限にすることで、リソースを特定の事業に集中でき、利益を生み出しやすい体質に向けて強化できます。アウトソーシングサービスを利用することで何を得たいのか、そのあたりを明確にすることで、より効果的なサービスの利用が行えます。