こんばんは。編集長のSeinaです。
フリーランスになってから丸1年、法人化してから半年が経過しました。
独立・起業に対して相談を受けることが増えたのですが、自分が『1年前の自分に言ってあげたいこと』をベースにお答えすることしかできなかったりします。
ご相談の多くは営業活動や売り上げ、お金に関すること。当時の自分の悩みや失敗について主要なものをまとめてみました。
私が当時悩んでいたのは、
・営業をかける先がない
・思うように仕事に繋がらない
・サービス内容や価格に自信がない
ということでした。預貯金に余裕がある状態で独立した訳ではないので、営業活動がうまくいかないのは死活問題です。
前職は経営コンサルタントという大層な肩書を持っておりましたが、いざ自分のこととなるとさっぱり。そんなもんです。どんな失敗があったかを振り返ると大きく3つに集約されました。
当時の自分に言いたい。とっとと動けや!と。
どんなビジネスモデル?適切な目標設定になっているか?行動計画は具体的になっているか?私はそれらを考えることにあまりにも時間をかけすぎました。
いつからか、考えること自体が目的になってしまい、全く行動が伴っていなかったのです。
この時の自分にさらに言いたい。それ、何だか仕事やってる風になってるだけで一切仕事進んでねーぞ!と。
望ましいのは常に行動しながら考えること。そんでぶつかって失敗してへこんで軌道修正すればいいのに、今おもえば行動することから逃げていたんだなぁと思います。
当時の自分に言いたい。現実から目を背けずに直視しろ!と。
独立した時の熱い想いはぜひそのまま持ち続けたらいい。
『世の中のこんな課題を解決したい』
『困っている人の役に立ちたい』
『今までにない新しいサービスを浸透させたい』
大いに結構。時間とお金に余裕があるならじっくりビジネスモデルを作って、サービス開発に時間をかけて、プロモーション活動に投資して効果が出るまでやったらいい。
でも、お金にも時間にも余裕がない状態であるならば、そんな理想はさっさと捨てたほうがいい。
理想を叶えたいなら徹底的に自分と現実に向き合って、直近の課題を一つひとつクリアしていかなければならない。
こちらにも書いてあるが、私はそんな余計なプライドを持って過ごしていたおかげで身ぐるみ剥がされる寸前のところまで追い込まれた。
追い込まれたというより、自分が勝手にそこに向かって行ってしまっていたという方が正しいかもしれない。
当時の自分に言いたい。稼ぐための行動をしろ!と。
他の収入源があるか、たっぷりある預貯金を食いつぶしながら生活してもよいならOK。でもお前はそうじゃないだろー!そう言ってやりたいです。
独立してから現金の量=自分自身のHP量だと感じるようになった。
減りゆく現金を感じながら仕事に全力投球するというのは中々根気がいる。常に不安をよぎらせ、眠れなくなり、ネガティブな思考にとっても陥りやすい。
そうなるとますます作業効率が落ちて仕事が進まなくなる。負の循環が発生してしまう。だからこそ、考えながら行動し続け、理想を求めながらも現実を直視して、稼ぐことにフォーカスする必要がある。
お金に苦しむ経験は自分を成長させるきっかけになる。でもあくまでそれはきっかけでしかない。
じゃあ、どうすればいいか?それが「やりたいことよりできること」にフォーカスをしようということです。
ただし!やりたいことを捨てろということではありません。やりたいなくけどできることばかりやっていたら、自分の想いを実現するための起業が苦痛でしかなくなってしまいます。
やりたいことよりもできることにフォーカスする理由はシンプルにお金です。何故ならお金は会社・事業の体力だからです。体力が無い状態人間は走ることができません。
仮に無理やり走ったとしても到底ゴールにはたどり着くことができませんし、理想論ばかり語って行動が伴わない人は説得力がありません。
やりたいことを実現して夢を叶えるためにもできることにフォーカスをしてまず稼ぐ。これは常に心掛けていきたいです。
偉そうに語っていますが自分自身に対しても言えます。驕らずに謙虚で誠実にひたむきに事業に向き合っていきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。