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法人作ったら”働く”概念が変わっていた。その変化とは?

おはようございますこんにちはこんばんは。編集長のSeinaです。

私は一体何のために働くのか?だんだん年を重ねてくる内に、その問いは自分自身に重くのしかかってきますよね。

自己実現のために働く。社会貢献をするために働く。単純に仕事が好きだから働く。稼ぐために働く。皆、それぞれの思いを持ちながら働いていると思います。

いつの間にか会社を作ってから1ヶ月が経った私は、働くことに対する意識の変化を如実に感じています。というより、働いているという感覚が一切無くなっているのです。

会社に所属していた頃と現在の心境の変化をまとめてみました。

働く概念の変化

変化1:働くことを意識しなくなった

当然ですが、私が働からなければ何も事業は成長しないですし売上も立ちません。

フリーランスの時は、週3しか働かないようにしよう。1日の労働時間は8時間未満にしようという感覚で過ごしていました。

会社を作ってからは、当然売上を大きく伸ばすことや顧客に価値提供をどのようにできるかも常に考えています。

ただ、それだけではなくて将来的にどうしたらもっと発展できるか?人を雇用するにはどんな体制を整えていく必要があるか?と以前よりも少しだけ未来のことを考えるようになったと感じています。

当然そんな未来を実現するためには今現在どれだけ創意工夫をして努力を積み重ねることができるかにかかってきます。その為、働く・働かないを意識することはありません。

どう働いたらより成果を上げられるか?どう働いたらより業務効率化できるか?というような働き方をより意識して考えるようになったと感じています。

変化2:曜日の感覚が無くなり、休みたいと思わなくなった

「今日はまだ水曜日かー。休みまで長いなー。」「次の休みの日には何をしよう?」という感覚が全く無くなりました。

これは、主体的に働くのか、受動的に働くのかの違いだと思います。雇用されているときには労働に関する主導権を企業が握っています。仮にどれだけその会社が自由な働き方出来る会社だとしても。

それが良いとか悪いとかではないですが、人は人に管理されたくないという欲求を本来持っているはずなので、労働の主導権を自分が握れる状態にしていくことは自分の生活を豊かにするために重要ではないかと考えています。

ただし、働く主導権を自分で握るということは自分自身を厳しく律し、マネジメントすることが求められます。

なので、休みは会社から与えられるものではなく、自ら与えるものに変わっていきました。

変化3:仕事とプライベートの境目が無くなる

「プライベートを充実させたい。プライベートを楽しむために働く。」こう言った考え方も無くなりました。

最近は、ワークライフではなく、ライフワークを充実させていこうじゃないか、という考え方も強まっているようです。

確かにライフを充実させることには大いに大賛成です。その上で、私の中にある大きな心境の変化は、ライフとワークが別々のものではなく、ライフの中にワークが含まれているという感覚を持ち始めたことです。

ワークを充実させることがライフを充実させることにもつながっていくと考えていますし、ライフを充実させればそれがワークにも繋がっていく。

今までは全くない考え方です。例えば、今までは仕事仲間とプライベートの時間を過ごすことは意図的に避けていました。

何故ならば、プライベートの時くらい仕事のことは考えたくない!という気持ちを持っていたからです。

一緒に食事をすることはあっても、あくまでそれは仕事の延長線上にあり、部下の悩み事を聞くためや、関係性を深めるためのコミュニケーションが目的でした。

一方現在はそういった感覚がありません。ビズタスクのライターさんには、小学校の同級生がいます。

そのきっかけは、たまたま久しぶりに食事をした際に仕事の話を聞いたらライターをしていることが分かったという単なる偶然です。

そのライターさんとは共通の友人を含めてちょくちょく食事をする機会があるので、友人同士という側面と、編集長とライターという関係性がある中で接しています。

ライフとワークが同化している状態の中で、仕事のやりやすさも感じている部分もあり、体験して初めて分かりました。皆さんはワークとライフをどのように考え、位置づけていますか?

変化4:内的承認に喜びを感じる

また、自分がやりがいや喜びを感じるポイントも変わりました。今までは、外的要因に喜びを求めていたと思います。

営業成績が上がって、給与やボーナスに反映される。仕事ぶりが会社に認められ、栄転する。圧倒的な活躍をして昇格する。お客さんから褒められ、取引先の担当者として指名される。

どれも外からの承認を得て、自分を承認する行為です。しかし、現在ではお仕事に対するクライアントからの評価以外では、外から承認をされることはほとんどありません。

内的承認に喜びを感じる、というよりは自分のことを承認できるのは自分しかいない、という方が近いかもしれません。

「お、よくここまで仕事終わらせた!」「今週乗り切った自分凄い」そんな感覚です。

色々なことにチャレンジした結果、上手くいかないことや批判を浴びることも大いにあります。そんな中で自分が自分を承認してあげないと、会社経営なんてやってられないというのが正直なところです。

働くことに対するホンネ

ぶっちゃけしんどいことも多い

様々な変化があり、どれもポジティブな変化だと思っていますが、それでも大変なことは多いです。

・休んだら周りと差が付くんじゃないか

・もし、今のクライアントが一斉に離れたら・・・

・会社に利益を残して、必要な投資を行える売上を立てられるかなぁ

・税金払えるようにお金残さなきゃ!

・事業が果たしてこのまま本当に成長するかなぁ

・世の中のトレンドが変わって、今のビジネスが通用しなくなったらどうしよう

考えたら、いくらでも悩みのタネは出てきます。それでもビジネスを前に進めなければいけない。

そう思えるのは、将来的に苦労した分だけ楽しいことや実現できることが広がると信じているからです。自分自身を信じる。その一点でビジネスをしていると言ってもいいのかもしれません。

まとめ

改めてここまでをまとめてみると、働くことに対して大きく考えが変わったのは、

変化1:働くことを意識しなくなった

変化2:曜日の感覚が無くなり、休みたいと思わなくなった

変化3:仕事とプライベートの境目が無くなる

変化4:内的承認に喜びを感じる

でした。
でもホンネで言えば、

・事業の成長

・お金のやりくり

・環境の変化

など、あらゆることに常にプレッシャーを感じながら苦労も大きいです。

ただ、未来に待っている沢山の喜びや楽しみが手に入ると自分を信じて経営をし、働いているということです。

社員を雇えばまた大きな心境の変化もあると思いますが、その時はまた近況を報告したと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

seina

独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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