こんばんは。編集長のSeinaです、
先日の出来事ですが、運転免許の期限が迫っていたので、運転免許の更新をしに、免許センターに向かったら担当者の人が住民票を忘れたので、免許の更新の手続きが出来ないと言われて、帰りました。でも、満足です。お腹一杯になって帰りました。おいしいラーメンを食べたからです。
いかがでしょうか。一回でどんな出来事があったのかお分かりになりましたか?
ただそれだけのことを伝えたい文章なのに、余計な情報が沢山あったり、主語と述語の関係がぐちゃぐちゃだと読み手は大きなストレスを感じてしまいます。
さすがにこんなひどい文章は書かないよ、と思ったかもしれません。では、ご自身の自己紹介文を誰にでも伝わるように、分かりやすく200文字程度にまとめてくださいと言われたらいかがでしょうか。
様々な経営者のお話を聞くと、文章を書くのが苦手と答える方は非常に多いです。文章力に自信があるという方はそう多くありません。
文章力は奥が深く、絶対的な正解は存在しませんが、どんな方でも最低限文章を読みやくするコツは確かに存在するのです。
沢山あるコツの中でも、私自身が本や記事の執筆当初に一番初めに意識した、3つのコツをご紹介していこうと思います。
分かりやすい文章という言葉があいまいであるため、この記事内では、
分かりやすい文章=最後まで読まれる文章
と定義します。文章を読んでいる途中に、あぁもう読みたくないと思ってスマホの画面を閉じた経験はありませんか?
スマホの画面を閉じるという行動をとる原因は主に2つ。内容がつまらないか、内容を理解できないかです。
内容がつまらないかは読み手によるので、まずは内容をわかりやすくして、最後まで読んでもらう読了を目指しましょう。
まず、下記のPR文章をご覧ください。
いかがでしょうか。続いて下記が修正を行った文章です。
では、一つずつ紹介します。一つ目のコツは「文章の構造を考える」です。
文章の構造を考える=文章の構成要素を分解して適切な順番に並び替える
だと思っていただければ結構です。修正前文章の構成要素を分解すると、全部で7つに分けることが出来ました。
<事業内容>
①営業資料作成とメディアサイトの運営の事業を行っている
<自己紹介>
②SENA株式会社代表の生畑目 星南(なばため せいな)です。
<問題解決のステップ>
③会社の認知度を上げることに悩んでいる方、まずは現状と課題の整理を行うことが重要です。
<読み手への提案>
④ヒアリングからサポートしますので安心です。
<自社の強み>
⑤会社の認知度をリアルとWebの両方から高める支援が得意で、
<対象顧客>
⑥Webを活用して認知度を上げ、営業活動に繋げたいという経営者様のサポートが特に得意です。
<締めの一言>
⑦それでは、どうぞよろしくお願い致します。
いかがでしょうか。1つ1つの要素を分解してみると、文章の流れが悪いと感じませんか?
文章の流れがスムーズだと読み手は安心感を覚えます。
以下のような順番に整理すると多少改善されます。
<自己紹介>
②SENA株式会社代表の生畑目 星南(なばため せいな)です。
<事業内容>
①営業資料作成とメディアサイトの運営の事業を行っています。
<自社の強み>
⑤会社の認知度をリアルとWebの両方から高める支援が得意で、
<対象顧客>
⑥Webを活用して認知度を上げ、営業活動に繋げたいという経営者様のサポートが特に得意です。
<問題解決のステップ>
③会社の認知度を上げることに悩んでいる方、まずは現状と課題の整理を行うことが重要です。
<読み手への提案>
④ヒアリングからサポートしますので安心です。
<締めの一言>
⑦それでは、どうぞよろしくお願い致します。
なんとか読める文章にはなってきました。
二つ目のコツは「文章の重複を無くす」です。
やりがちなのは単語レベルの重複と、文節レベルでの重複です。
のが3回も続いていますね。2回でもギリギリセーフ、3回は完全にアウトだと思ってください。
重複を無くすと、
上記のようになります。コツ1でお伝えした文章の構造と踏まえれば、自己紹介、事業内容の順番が適切ですよね。
よって、
と修正すればより自然な文章になります。
最後のコツは「文節の重複を無くす」です。
文節の語尾がほとんど「です」で終わっていますよね。修正後の文章を見てましょう。
語尾に様々なバリエーションがありますよね。語尾にバリエーションがあると、読みやすく聞き心地が良い文章に繋がります。
つまり、3つのコツをまとめると
という内容でした。まずは3つのコツを行うだけでも分かりやすい文章に繋がります。最後に、自分の文章を読み返すのを忘れずに行ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。