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法人を作って20日目。同窓会で言われた「さすが社長!」の一言は重い。

SENA株式会社が誕生して早くも1ヶ月が経とうとしている。

私が30歳の誕生日を迎える前日に小学校の同窓会が行われたのだが、以前の記事でも書いたように私が法人を作った理由の一つに、“同窓会で社長を名乗りたい”というものがあった。

晴れてその目標は実現したのだが、単なる見栄とは裏腹に社長しての覚悟や責任が問われることを痛感したのです。

大成功を収めた同窓会

開催に至るまで

“生きる”ことを語り合った友人が発起人となり、同窓会の幹事をやることになった私は、同じく幹事のH君と当日の司会進行役を務めることになっていた。

同学年を対象とした同窓会で、全3クラス約90人の生徒の内、40名が参加予定と非常に高い参加率だ。中には福岡から同窓会のために横浜まで参加してくれる人もいるし、当時の各クラス担任も集まることになった。

幹事達にも自然に気合が入る。集まるのは卒業以来なので、17年ぶり。いまだに繋がりがあって近況を知っている人もいれば、仕事もプライベートも全く分からない人もしばしば。

それはそれで楽しみの一つで、わくわくしながら当日を迎えることに。台風が接近していることも懸念だったが、早朝には天候が回復してすっかり晴れた。適度な緊張と期待を胸に会場に足を運んだ。

17年ぶりの同級生との再会

開会の直前にはやはりそわそわするもので、幹事全員で一足先にビールを拝借しながら参加者の到着を待った。

続々と会場に入ってくる面々は、当然17年の年月を経て大人の様相を呈しているが、小学校当時の面影はばっちり残っており顔と名前が一致しないなんてことは全くなかった。

事前に想定していたような、緊張で話が弾まなかったり、一人ぼっちになってしまう人が出ることもほとんどなかった。

会場はすぐに温まり、卒アルを眺めながら談笑する人たちや、“先生と生徒”が話し合いをしている様子を見て、幹事の私たちも一安心。

当時の思い出の場所や出来事を振り返るクイズも大盛況で、同窓会はあっという間に終了。二次会のアナウンスをして、次の会場に移動をすることになった。

驚異的な二次会参加率

同窓会前日時点では、二次会の参加者は20人未満。遠方から来てくれた人や、既に予定を入れている人、子持ちの参加者はどうしたって参加が難しい。

しかし、同窓会終了時に出欠を取るとまさかの29人。参加者の約75%が二次会にも参加してくれることになったのだ。そのまま盛り上がりは続き、三次会には人数が増えて30人オーバー。

一度解散の流れになるも、やはりまだ話足りない面々で四次会を行うことになり、それでも20人が参加するという幹事が全く想定していないほどの盛り上がりを見せました。

同窓会はとうとう四次会に

「よっ社長!」の言葉に込められた期待

四次会にもなってくればお酒はそれなりに進み、昔話で盛り上がるところから、徐々にお互いの突っ込んだプライベートの話に。

仕事の話も「今何の仕事やってるの?」という通り一辺倒の会話から「ぶっちゃけいくら貰ってるの?転職とか考える?」みたいな話に。

同級生と仕事の話をする際、“会社を作ったんだよね”と伝えると、第一声の8割は「え?じゃあ社長ってこと?すごいじゃん!よっ社長!!!」というもの。

そういうリアクションをされると、承認欲求が満たされるのかと思いきやむしろ逆。たまたま、同窓会のメンバーには会社を興した人がたまたまいなかったため、身近で社長のモデルケースが私になる可能性が高いということを示す。

つまり、同級生の中にある“社長像”を通して私を見ることになるのだ。

「社長なのに、全然稼いでないじゃん」
「さすが社長、周りの人のこと良く見てるね」
「やっぱり社長は話すのが上手だね」

言葉には出さなくても、文頭に“社長”がついた状態である程度私のことを見られると考えると、自分自身が“みんなの思う社長”にまだまだ追い付いていないことを自分で分かってしまう。

みんなの期待に応えるために会社をやるわけではないが、みんなの中でのちょっとした希望“になれるかは私にとって非常に重要。そうやって、自分を追い込んでいかなければ私はきっと自分に甘え、堕落していく。

自分の弱さは自分が一番わかっているからこそ、「よっ社長!」という言葉を聞くたびに、経営者としての成長をしなければならないと想いを強くしたのだった。

四次会中に30歳を迎え、抱負を語る

四次会も間もなくお開きの頃、時刻は0時を迎えようとしていた。0時を迎えるということは、私の20代が終了して、30歳を迎えることを意味する。

気づいてくれた友人が、「じゃあお祝いしなきゃ!」と声を掛けてくれてワインを頼みお祝いをしてもらえることに。私は自ら“ハッピーバースデーを歌って欲しい”とわがままを伝え、同級生20人余りとハッピーバースデーを歌うことに。

こんなに気持ちの良い誕生日を迎え方は無かっただろう。みんなに感謝しかない。おこがましくも、同級生に会社を興した背景を話し、

”資本金1円で作った会社がどこまで大きくなるか、この1年僕はチャレンジをしようと思う。令和元年、みんなで楽しんでいこう!”

と締めくくり、お昼から始まった同窓会は12時間後の0時を過ぎて終了となった。

まとめ

よく、経営者は孤独だ。と聞く。まだまだ私にはその体感を伴っていないが、きっとそうなんだろうなと漠然と感じている。

自分自身のあらゆる言動に対して”それは人としてあるべき姿なのか、経営者としてあるべき姿なのか”という問いが頭で反芻されている。

私は、そうして自らを追い込み成長していきたいと思う。その様をこうしてメディアにさらし、自分の想いに従って突き進んでいこうと思う。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

seina
独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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