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経営者は月末に「今月もなんとか乗り切った」と胸を撫でおろす。

こんばんは。編集長のSeinaです。

弊社は営業資料作成とメディアの運営を主に行っておりますが、経営者の創業の経緯や理念、ビジョンなどを伺う機会が非常に多いです。

その際、わたくし自身の勉強も兼ねて苦労した経験も聞くようにしています。

不思議なのですが、苦労した経験をお話になるときに、みんな口裏を合わせたかのように「今月もなんとか乗り切った」という言葉を発するのです。

これってまさに私がいつも感じていることだ!と思い、記事にしてまとめてみました。

先輩経営者と海を眺めながら聞いた苦労話。

私が経営者のお客様と、お客様のご紹介者を含めて3人で食事をしに行った時の話です。お客様に食事の機会を設けていただき湘南にある超人気カレー店に連れて行ってもらいました。

天気は快晴ではありませんでしたが、店内からオーシャンビューが一望でき、絶品カレーとビールがより一層美味しく感じられます。


――Tさんは、創業当時ご苦労されたことも多かったんですか?

Tさん:そりゃ苦労したよ。何やっても上手くいかなくてね。こんなところで飯食う余裕なんてまるで無かったよ。今でもそこまで余裕あるわけじゃないんだけど、生活は問題なくできるようになったね。

――Tさんでも苦労されてた時期があったんですね。こうやって海をぼーっと見てたらなんだか泣きそうになってしまいました。

事業がどうやったら成長するかな、来月の資金繰りどうしよう、目標の売上立てられるかな、クライアントの期待に応えられているかなとかずっと考えてたんです。

こんな風に落ち着いて食事を取ることってあまりなかったので…

Tさん:俺もすごい気持ちわかるよ。うちは資金繰りの点では心配は減ったけど、毎月「あぁ、今月も何とか乗り切った」ってなん十年経営しててもいつも思うからね。そのタイミングくらいかな、ほっと一息つけるのは。

事業を継続させるって簡単なことじゃないし、家族を養わなくちゃいけない。また新しく1000万借金するから俺もまた頑張らないとな!はっはっは


どれだけ規模が大きくなったり、利益が安定して出ていたり、経営者としてのキャリアが長くなっても、「今月も何とか乗り切った」という気持ちを抱いていることに驚きます。

それだけ息を吸うのも忘れるくらい経営に全力で向き合っている。背負うものが大きければ大きいほど、そのプレッシャーはとてつもなく大きなものでしょう。

会社の状況は全く違いますが、「今月も何とか乗り切った」という思いは私も全く一緒でした。

今月まだ会社が存続してる!明日また仕事ができる!それだけで本当に嬉しいし、お客様やパートナーに感謝しかないのです。会社があるって当たり前じゃないってつくづく思います。

前職時代に、良い業績を残している経営者に「経営者の仕事って何だと思いますか?」と聞いた際、

会社を存続させて、従業員に飯を食べさせること

とほとんどの方が答えていました。会社を存続させるって生半可な気持ちじゃできないですね。

資料作成のインタビュー時に聞いた経営者の苦労話。

営業資料作成の依頼を受けた際、理念やビジョンのページを作る必要があることも多く、とある経営者Aさんにインタビューしたときの話です。

――現在、事業が順調に成長しているとのことですが、創業当時はいかがだったんですか?

Aさん:いや、全然だよ。ほんとにひどかった。一番ひどい時で預金通帳の残高がほとんど2ケタか3ケタくらいしか無かったからね。笑

――それは相当大変だったと思います。どうやって乗り越えたんですか?

Aさん:ほんとに偶然なんだけど前職の先輩からいきなり電話がかかってきてね。一緒に飯行こうって誘ってくれて。

正直に今の会社の状況話したら、「いくら必要なんだ」って。これくらい必要ですって答えたら「口座番号あとで俺に送っといて」って言われてさ。

その日の飯は全然味がしなかったね。翌日ちゃんと入金されてて、もうあの人には足向けて寝れないよ。

――そんなことがあったんですか!私は法人化して2か月位なのですが、会社を作ってから予想外のことばっかり起こって自信を失ったり、落ち込むことがよくあります。Aさんはいかがですか?

Aさん:はは。不思議とそういうもんなんだよな。凄い分かるよ。いまだに毎月の締めに社員の給料払って「あー今月も乗り切った~良かった~」って思うもんな。

でもそれが生きがいみたいなところあるかも。そうやって成長していくんじゃないかな。

外見や会社の規模、業績などを聞いて「成功者」と呼ばれる人でも、自分の手でチャレンジして必死にもがいて生き抜いてきた。

だからこそ、毎月、毎日、毎時間、毎分、毎秒と常に戦っている。そんなことを学びました。

ぶっちゃけ

とある日に、Twitterを眺めてたらこんなツイートを発見しました。

これ、本当にそう!ノリ、勢い、見栄全部当てはまる。そんな私にとってはめちゃくちゃ痛い言葉。

だけど、走り出したからには止まるわけにはいかない。もう退路は絶ってしまったのだから。

近々起業したいと考えているんです

〇年後にこんな分野で独立しようと思ってるんです

いいじゃん!やりなよ!私は大体そう答える。だってそういってやる人はほとんどいないから。独立したい気持ちがある人はもう行動に移してるし、脳みそフル回転させて、全力で走ってる。

ぶっちゃけ独立して大変なことばっかり!楽しいことより大変なことの方が圧倒的に多い。それでも、本当にやりたいならやればいい。ツイートの通りだなと思います。

私は全然思い通りに経営できていない。でも多分それは努力も失敗の数も足りないから。運営メディアの記事に自分の想いも投影するのはどうかと思ったが、これが勢いで法人化した経営者のリアルです!

まとめ

今回は私の日記的要素も多分に含んだ内容でした。これからも必死にもがきながらメディアを作っているリアルな様子を届けようと思います。

いつの日か努力が報われ、過去を振り返った時に「そんな時期もあったなぁ」と笑えるように!

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

seina
独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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