こんばんは。編集長のSeinaです。
先日仕事でお世話になっている方とのご縁で海外旅行にお誘いいただき、4泊5日のシンガポール旅行に行ってきました。
シンガポールと言えば、東京都23区くらいの国土面積しか無いにもかかわらず、
という格付けを受ける程発展している。
シンガポールでどんなことを感じ何を得て帰ってきたのか。私が感じたまままとめてみました。旅行記的な要素も多分に含まれているため、興味のある所まで読み飛ばしていただければ幸いです。
今回の登場人物は以下の通り。
因みに私の英会話スキルは、簡単な食事の注文やホテルでの会話が出来るくらいでリスニング力は皆無。今までは聞き覚えのある英単語から会話の意図を汲み、自分が知っている単語を並べて返答し、やり過ごしてきた。
Rさん、Sさんとは現地で合流することになっていたので、合流できるかどうかの不安を持ちつつ、9:30成田発の飛行機に乗るべく準備を進めていた。
因みに4:30起きだったのだが、前日1:30までお酒を飲むという愚行に走ったおかげで目が通常の半分くらいしか開いていなかったと思う。ただでさえ眠そうと言われるのに。
フライト時間は直通便で約6時間。私の場合は節約のためベトナム経由でシンガポールに向かうプランにしたので計12時間かかる。
無事に搭乗手続きを済ませて成田を出発。機内では映画「7つの会議」と「万引き家族」を鑑賞した。大手企業の隠ぺい体質、貧困と愛、家族の在り方について考えさせられながらあっという間にベトナム・ホーチミンに到着。
本当は一度ホーチミンをぶらつきたかったがそんな時間もなく、乗り換える間の時間を活用してフォーをずるずると食べた。
映画を見終わって複雑な心境だったが、優しい味に心が満たされ気持ちもリセット。シンガポールのチャンギ国際空港を目指して再び出発した。
フォーを食べた直後なのに「Chicken or Beef?」とCAさんに聞かれ、反射的に「ビーフ、プリーズ」と答えてしまう自分を恨みつつ、お腹が限界まで膨れながらも無事にシンガポールに到着した。
クローズドクエスチョンがいかに営業上使えるテクニックなのか身をもって実感。もしこれが「お食事されますか?」とCAさんが聞いていたら機内食の廃棄量はすさまじいことになっているだろう。
処分にかかる費用を考えたらこの一言でどれくらいの費用を抑えることに繋がっているのだろう。そんな統計データ無いかな。あんまり興味ないけど。
入国手続きを終えて、ようやく宿の手配を取る。無事に宿を確保できて安心した私はタクシーでホテルに向かい重たい荷物をようやく降ろすことに成功した。いよいよ旅の始まりだ!
シンガポールの通貨はシンガポールドルでSGDと表記する。1SGD=約80円なので、8掛けすればざっくり金額が計算できてわかりやすい。
因みに私がシンガポール滞在中に使ったお金は日本円で約40,000円。内訳はざっくり以下の通り。
食事代:約15.000円
ホテル代:約10,000円 ※カードが使えなかった1泊分のみ
タクシー代:約10,000円
ナイトサファリ:約5,000円
シンガポール旅行4泊5日全体でかかったお金は、約120,000円。内訳はざっくり以下の通り。
飛行機代:約40,000円
ホテル代:約30,000円
食事代:約15.000円
ホリエモン祭り参加費:約15,000円
タクシー代:約10,000円
ナイトサファリ:約5,000円
※ホリエモン祭りって何やねん、というツッコミがありそうですがこちらは別記事でまとめる予定です。
恐らく上記費用はシンガポール旅行者としてはあまりにもお金を使っていない金額だと思う。ホテルも最低ランクの宿を取ったし、ほとんど物も買わなかった。
シンガポールはとにかく面積が小さいため、移動はMRT(地下鉄)とタクシーだけで事足りる。タクシー代は日本よりも安く、空港からホテルまでの約30分間の移動で2000円弱で済んだ。
MRTも発達しており、日本でいうSuicaにあたるEz-linkを使用すればさくさく乗れる。
今回地元・保土ヶ谷のピーシーズカフェ店長であるカズさんにEz-linkの存在を事前に教えてもらっていたが、タクシーが便利すぎてMRTを使う機会は残念ながら一度もなかった。
ホテルからRさんSさんとの合流を目指してタクシーに乗り込む前に気づいたことがある。街並みが台湾やベトナムに訪れた時の雰囲気にどことなく似ているのだ。
シンガポール=富裕層が住む街というイメージを多くの人が持っていると思うし、私もそう思っていた。当然だが所得格差は存在するし、中心地を離れれば地元感溢れる光景が広がっている。
そりゃそうだよなと思いつつ、シンガポールが身近に感じられた瞬間だった。
聞けばシンガポールにも屋台文化が根付いており、物価は高いが屋台の食事はリーズナブルで良質の食事をとることが出来るらしい。わくわくしながら合流地点へ向かう。
到着したのはマカンストラという名のホーカーズ。ホーカーズとは屋台が集まっている場所を指すようだ。
土曜日だったこともあり、席はほぼ満席。欧米系からアジア人まで幅広い国の客で溢れ、ホーカーズは大賑わいだ。
Rさん、初めましてのSさんと挨拶を済ませてシンガポール名物料理であるチキンライスやラクサ、サテなどを注文し料理を待っている間に乾杯した。
30度近い気温で汗だくだったこともあり、より一層ビールが美味しく感じられる。各料理の値段は10SGD=800円以下。味付けも癖が無く、どれも美味しくいただいた。
食事を済ませた後は、マカンストラがマリーナベイサンズ(MBS)に近かったこともあり、Sさんにマーライオン越しにMBSが見れる場所まで案内してもらった。
高層ビルが立ち並び、きらびやかなネオンの中でも圧倒的な存在感を誇るMBS。目の前に広がる水面も相まって美しい光景が広がっている。
ネットやテレビで見たままの美しさなのだが、やはり生で見ると感性が刺激されていく感覚がある。この時点で「あぁ、シンガポールに来てよかった」と思ったほどだ。
撮りたかった写真もカメラに収めることが出来て大満足。その後はSさんおすすめのバーに行き、お酒と会話を楽しんだものの、フライトの疲れが出てしまい早々に退散。
ホテルに戻った後はほとんど記憶が無く、いつのまにか寝てしまっていたらしい。濃厚な初日となった。
シンガポールのホテルは、私が今までフィリピンや台湾、ベトナムなどで泊まったホテルと比べるとランクはかなり低い。もちろん、私が低いランクのホテルに泊まったからなのだが、部屋は狭くアメニティも最低限。
宿泊代はどんなに低ランクのホテルでも10,000円はする。それ以下になるとドミトリーやホステルになるので大人数に囲まれながら寝る必要がある。
半年前に行ったフィリピン・マニラの中心のホテルでも6000円位あれば十分広くて、綺麗な部屋に泊まれたからこれには結構驚いた。
因みに、翌日の朝シャワーを浴びようとしたらお湯が一切出ず、修行のようにぬるま湯にも至らない温度の水を浴び続けたのが2日目最初のイベントだ。
部屋のエアコンも温度調整できないタイプだったので凍えながらドライヤーで体を乾かしなんとかやり過ごして事なきを得た。安かろうは悪かろうです。
初日をまとめると
・中心を少し離れると台湾やベトナムを思い出すローカルな光景が溢れていた
・物価が高いシンガポールでもホーカーズで安くおいしい食事がとれる
・ホテル代は安くても1泊1万。低ランクホテルで地獄を見ることもある
という内容でした。最後までお読みいただきありがとうございました。