助けるビジネス、未来にプラス

才能も能力も無いけど独立したいなら、1秒でも早く起業しよう。

こんにちは。編集長のSeinaです。

最近ふと思っていることがある。僕はあまりにも起業するのが遅すぎたということだ。もう少し表現を変えると、世の中の厳しさを知るのが遅すぎたと思っている。

「でも結果的に、今起業したということは、そういうタイミングだったってことだよ。」

「今までの経験があったからこそ、独立できたんだよ。」

うーん、ピンとこない。

志や目的、実現したい目標、独立に必要な素材を集めているという状況なら、それでいい。むしろ、そうやって準備している人をとても尊敬する。

なんとなく頭で独立したいなー起業っていいなーって思っているタイプなら1秒でも早く独立することをお勧めする。そして、沢山失敗して打ちひしがれて絶望しよう。

笑ってしまうくらい上手くいかないから。社会における自分のちっぽけさ、無力さを知ってから経営者としてのスタートが始まるのだ。

僕の沢山の失敗と共に、気づいたことを共有させて欲しい。

失敗から学んだ気づき

個で生きる経験

自分の人生を振り返って気づいたことがある。

学生時代の部活動を遡ると、野球6年、バスケ3年、バトミントン6か月。

一人暮らし期間は6か月のみ。

社会人としてのキャリアは、会社員1年、個人事業主7年、経営者1ヶ月。個人事業主7年と言っても、単に契約形態が業務委託だっただけで働き方はほぼ会社員。

個の中で生きたり、チャレンジしたりした経験がほとんどないのだ。

そんな人間が、特定の商材を持たず、何の代理店にもならず己が生み出す価値によって社会にチャレンジしていることになる。

個における挑戦も失敗も少ない僕と言う人間は、客観的に見たら脆く弱い。失敗の数が圧倒的に足りないのだ。だからいま僕は、失敗を繰り返しながら死に物狂いで這いつくばって生きている。

もし、過去の自分にアドバイスできるなら、
「自分でやりたいと思ったことに沢山挑戦して、失敗し、恥をいっぱいかいておけ!」と言うだろう。

組織の中で得る経験がダメなわけではない。人を雇用する、パートナーと協業する、お客様とコミュニケーションを取る。どれもとっても大事。

でも、経営方針、ビジョン、事業内容、行動計画などあらゆることは全て自らが選択して決定しなくてはならない。そしてその結果が全部ダイレクトに返ってくる。

それが楽しいのだけど、怖い。怖いけど、楽しい。そんな2つの相反する感情が入り交ざりながら日々を過ごしている。

最近、お会いした経営者のAさんともこんな会話をした。

Aさん「どう?経営者になってみて楽しい?」

――もちろん!勤めてた時代の1億倍くらいは楽しいですよ!

Aさん「1億倍!?それはすごいなー」

――因みにAさんはどうですか?

Aさん「いやー俺はそんなにいかないよ。5000万倍くらいかな!はっはっは」

――あはは。そうですよね!でも最近、後悔はしていないんですがもっと早く起業しておけば良かったなって思うんです。

Aさん「あーそれは凄い共感するね。俺も前に一度数年前に退職を踏みとどまった時期があってね。その時と今ではもちろん状況が違うけど色んな事できたなって本当に思うよ」

やってみて、上手くいかないことは全然OKだけど、そのプロセスを楽しいと思える自分がいなかったら会社員に戻ったほうがいい。今の僕はそう考えている。

誰しもが持っている時間という莫大な資産

僕が1秒でも早く独立をすれば良いと思っている理由は、時間のアドバンテージを最大限利用するためだ。僕は、日本社会は若いやつにめちゃくちゃ甘くできていると思っている。

確かに僕らが将来受け取る年金には何も期待できないし、人口も減るし、経済成長も見込めない。国単位で見ればまあまあ絶望的だと思う。

だからこそ、社会という単位で見れば、若いやつに対する期待値は高いし、すがるしか無い状況でもある。僕たちは、個を尊重して欲しいと社会に訴え、社会は強い個を求めている。

そんな関係性はますますこれから顕著になっていくと思う。

そんな時代、ビジネスシーンにおいて若さを評価されることがあっても、年を重ねていることが評価されることはまずもってあり得ない。

以前、K社長とZ社長と食事に行った際、Z社長から言われたのは、

「経営者は常に、ヒト、モノ、カネ、情報この4つのことを常に考え続けなきゃダメだぞ。どれかが欠けてもダメだ。全部同時に考えていくようにしろ」

と教えてもらった。この観点で考えると、独立した当初はほとんどの人が、

ヒト:自分だけ
モノ:無い
カネ:無い
情報:少ない

という状態でスタートするはずだ。じゃあ自分にはいったい何があるのか?それは、時間だ。時間は、ヒトモノカネ情報が無い経営者が唯一持っている莫大な資産。

そして、ソフトバンクの孫社長に雄一僕が勝っていることがある。それは若さだ。これは明確な事実であり揺るぎない。

若さは可能性を無限にする。時間は一日24時間で平等でも、寿命の概念を除けば若ければ若いほど保有している時間の絶対量は多い。

誰しもが今日の自分が一番若く、明日の自分より今日の自分の方が若いのだ。例え事業が上手くいかなかったとしても、負うリスクもダメージも少ない。

ダメならやり直しがいくらでもきく。それなら答えは一つだ。それでも自分の決断を止める何かがあるならそれなら、独立はしない方がいいだろう。慎重派の人は副業でもいいかもしれない。

蒔いた種を収穫するのには時間がかかる

もう一つ、時間を早めることを勧めているのは、自分のビジネスが認知され、収益を生むまでに一定の期間を要するからだ。

人脈や資金力という特急券を持ってない場合、自分が蒔いた種が実るまでは栄養を与え続けて育てなければならない。

例えば僕はオウンドメディアの運営を始めたが、メディアを事業として育てるには最低でも1年はかかる。もちろんその間は、収益をほとんど生まないが、時間も労力も投下し続ける必要がある。

もし、頭の中で描いている計画がぼんやりと浮かんでいる程度であれば、その計画が思い通りにいかないことに早く気付いた方がいい。気づくのが早ければ早いほど計画の修正も迅速にできる。

これらは僕が沢山失敗をしている体験に基づいて書いている。失敗は沢山経験した方が良いが、わざわざ自ら落とし穴に落ちる必要は全くない。

まとめ

ここまでを改めてまとめてみると、

・沢山のチャレンジと失敗経験は独立後にとても活きる

・時間のアドバンテージは独立後の経営者が持っている莫大な資産

・ビジネスという種が実るまでは一定の時間を要する。だからこそ早く独立する

という内容だ。上記は何もビジネスに限ったことではなく、自分の趣味や夢でも何でもいいと思う。僕はやっぱり一度の人生だから悔いなく幸せに生きたい。

 

それと同じくらい、みんなにも悔いなくやりきった人生を過ごして欲しい。そんなチャレンジを応援できるようになりたいという意味も込めて独立・起業における記事を書いてみました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

seina
独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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