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すぐにできる!LINEマーケティングの活用方法とポイントを解説!

SNSとして用いられる他、家族や友人との会話などコミュニケーションツールとしても機能するLINE。近年はLINEPay、LINEMUSICなど様々なサービスをスタートさせ、利用者を拡大させています。そんなLINEを使ったマーケティングが近年活発に行われ、中小企業でも積極的に活用するケースが見られます。今回はLINEマーケティングの活用方法、そのポイントについて解説します。

8000万人が利用するLINEの可能性

LINEが優れているのは、アクティブユーザーの多さとアクティブ率の高さです。日本における月間のアクティブユーザーは8000万人以上とされ、アクティブ率は90%に迫ります。

スマホを不得手とする人が多い60代ですら過半数以上の人が利用するなど、世代を問わず利用されるツールであることが言えます。ユーザー数だけで判断すれば40代が最も多く、人口比で見れば若ければ若いほど利用されています。

アクティブ率が高いということは、LINEのアプリを開く人も多いということ。あとはどのようにLINEを活用していくかにかかっています。

LINEマーケティングの活用方法

1.スタンプの活用

LINEの醍醐味は、無料で通話やテキストのやり取りが行える他、LINE独自の文化であるスタンプのやり取りが行える点です。可愛らしいスタンプがあれば、友達などに紹介し、ダウンロードしてもらうことができます。

このスタンプには無料スタンプや有料スタンプがあり、アンケートに答えることでスタンプをプレゼントできたり、実際に購入して用いたりすることになります。

魅力的なスタンプを作成し用意することで、友だち追加をする人を増やしたり、アンケートに積極的に答えてもらったりすることが可能です。

2.LINEポイントの活用

LINEPayを利用すると、支払った金額の一部がポイントとして付与されます。このポイントはLINEポイントと呼ばれ、現金への交換や各種LINEのサービスに利用できます。

これを活用したマーケティング手法が最近よく取り入れられている状況です。商品を購入すれば必ずLINEポイントがもらえるサービスや、企業が作成した動画を最後まで視聴することでポイントがゲットできる広告サービスがその一例です。

商品やサービスなどの認知度が上がる一方、LINEポイントがもらえることをきっかけに購入し、そこでサービスや製品の良さを知ってくれてファンにさせることもできるため、これまでに行われてきた抽選を伴うプレゼント企画より魅力があります。

3.LINE@の活用

中小企業、個人商店の事業主でもLINEの活用は可能です。中でも、LINE@はかなり効果的です。友だち追加をしてもらうことで、登録した人にメルマガ的に情報が届けられるだけでなく、クーポンをつけることで購買意欲を促進させて、購入率を高められます。

LINE@ではポイントカードの機能もつけられるため、QRコードを読み取らせるだけでポイントをつけられる他、ポイントカードに用いるはずだった紙やカードは必要なくなり、うっかり紛失して再発行するなどの手間も消え、一石二鳥以上の効果が期待できます。元々LINEは双方向性の高いツールなので、予約やマンツーマンでの問い合わせ対応などに用いることが可能です。

LINEのいいところはユーザーの反応がダイレクトに数字で示される点ですが、その数字を見ながら、配信時間をいつにするか、配信の頻度をどうするかなど工夫のし甲斐があるのも特徴です。

友だち追加のハードルが高いLINE@

規模に関係なく、企業がこぞってLINE@を始め、積極的に友だち追加を求める動きを見せています.

その一方、Twitterのフォローのように、簡単に友だち追加をしてくれるとは限りません。友だち追加が面倒であることの他に、追加をしてもメリットがないこと、通知がうるさくてうっとうしいことなど、その理由は様々。

せっかく追加をしてくれたのに、配信の頻度が高いことでブロックされてしまえば企業イメージすら損なわれてしまいます。まず友だち追加の段階でクーポンやスタンプをプレゼントし、追加することのメリットを与えることが大切です。次に定期的にクーポンを配布することで、お得感を持たせることができます。

そのクーポンの中身も常に同じものでは飽きられるので、時折変化させていくことで、次はどんなクーポンなのかと期待感を持たせられます。あとは簡単に追加をしてもらえるよう、QRコードをチラシなどにつける、追加の手順を写真つきで伝えるなど、一手間を加えることもお忘れなく。

一度追加させて、うっとうしいと思われない程度に配信していけばそう簡単にブロックはされません。

まとめ

今回はLINEマーケティングについて解説をしました。LINEマーケティングのメリットは、費用をかけなくても効果的なマーケティングが行える点です。

クーポンを設けることやポイントカードの準備などにお金も手間もかかりません。余裕があればスタンプを作り、それを販売するのも1つのやり方です。またLINEには新機能が随時追加されるので、よりマッチしたマーケティングが可能になることも。

ターゲット層に合わせて戦略を変化させることができるので、創意工夫によっては最小の費用で絶大な効果を得られるかもしれず、まずは積極的に利用を検討しましょう。