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Facebookマーケティングの実践4ステップと3つのポイント

マーケティングは、すでに多くの企業が実践しているマーケティング手法の1つです。
しかし「Facebookを開設したけれど、なかなかファンが増えずに困っている…」「どうすれば成果につながるのかわからない」などと悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか?本記事では、Facebookマーケティングの活用方法と、活用に伴い押さえておきたいポイントを解説していきます。

Facebookマーケティングとは?

これまで、マーケティングにおける情報発信は、オンラインでは、“コーポレートサイト”や“サービスサイト”といったウェブサイトやメールマガジンを通じて行うのが一般的でした。しかし、こうしたウェブサイトやメールマガジンでの情報発信は、企業からの一方向的なものです。そんな中で、近年では、SNSを利用した情報発信に積極的な企業も増えています。SNSでは、企業からの一方向なコミュニケーションではなく、利用者からの投稿や”いいね”などのアクションを通じて、双方向のコミュニケーションを図ることができるからです。そして、様々なSNSのうち、国内月間アクティブユーザー数が約2,800万人を超える主要なSNSであるFacebookを利用するのがFacebookマーケティングです。

Facebookマーケティングの実践4ステップ

それでは、Facebookマーケティングを効果的に行うために押さえるべき4つのポイントをご紹介します。

1.Facebookページを開設する

まず、Facebookページを開設し、そこに自社のテーマや強みを入れ、企業として発信したいことを明確にしページを作成していきましょう。そうすることで、企業に対して関心を抱いているユーザーを取り込みやすくするのです。また、企業として発信したいイメージを的確に示すことができ、ブランドイメージなどが伝わりやすくなります。

2.多くのユーザーとつながる

Facebookは、広告を活用することで、よりユーザーとつながることができます。そのため、適切なターゲットを設定し、複数の広告素材を準備して出稿することで、より多くのユーザーの目にとまりやすくなります。また、広告出稿後、継続的にユーザーの反応・分析・検証などを行うことで、ユーザーのニーズを引き出し、細やかな調節を行い広告効果を引き出すことができます。Facebookページをベースに作っていくことで、今まで気づくことのできなかった顧客や関心度が高いユーザーと直接、接点を築くことができます。

3.ユーザーとの交流を絶やさない

定期的に投稿することで、ユーザとの交流を絶やさないようにしましょう。ユーザーとの関係性を高めて、ユーザーが関心をもってくれるような内容を導き出し、タイムリーに投稿することが大切です。定期的な投稿には、コンテンツカレンダーの作成が有効です。一方で、あまりビジネスライクになり過ぎず、投稿者の個性を出しながら、互いに共感を得られる投稿を心がけることが、ユーザーとの交流を深めることになります。

4.ユーザーの幅を広げ投稿の拡散狙う

ユーザーとの関係性を高めることで、投稿した記事や広告を、ユーザーの友人までの拡大を狙います。その結果、Facebookマーケティングの効率化を高め、効果の最大化を図ることにつながります。

Facebookマーケティングで押さえるべき3つのポイント

では、より有効的にFacebookを活用するためにはどういったことが大切なのでしょうか?

1.ペルソナを明確にし、ターゲットを絞り込む

「どんなユーザーに、どういった情報を見てほしいのか」を明確にすることは、ターゲットを絞り込むうえでとても重要となってきます。年齢・性別・家族構成など、様々な切り口を使ってターゲットを絞り込みましょう。Facebookマーケティングにおいては、特定のユーザーを想像させることができるくらい、絞り込んだ「具体的なペルソナ」が非常に重要となるため、作りこんでいく必要があります。

2.KGI・KPIの設定をする

具体的なペルソナを絞り込んだ後、投稿を行う前に必ず「KGI・KPI」を設定しましょう。KGI・KPI(重要業績・評価指標)を設定する目的は、Facebookページをどのように活用していくかです。そのため、目的にあったKGI・KPI設定を行うことが重要となってきます。たとえば、既存ユーザーの顧客生涯価値を高めることを目的にする場合であれば、リピート率・トランザクションなどのKPIの設定を行いましょう。新規ユーザーの獲得を目的にしている場合は、ユーザー数・リサーチ数などにKPIを設定すると良いでしょう。どちらも、Facebookページにある分析機能(インサイト)を活用することで、定期的にユーザーの反応・分析・検証、指標の確認などが行えます。また、継続的な改善にも役立ちます。

3.効果測定・検証などの調査をこまめに行う

Facebookページへ投稿を始めたら、効果をあげるための施策・検証・改善を行うことが大切です。
上記で紹介した分析機能(インサイト)を活用し、「いいね!」の推移傾向や、ユーザーの属性・傾向などをグラフで可視化しましょう。また、コンテンツごとの人気数・リーチ数などを分析し、そのデータをもとに検証・改善を繰り返していくことによって、より効率よく、効果的にFacebookマーケティングを行うことができます。

まとめ

Facebookマーケティングをより効果的に活用していくためには、企業やブランドイメージをしっかりとアピールしていくことが重要となります。Facebookマーケティングは、低コストで幅広いユーザーと交流を深めていくことができます。Facebookマーケティングの仕組みを理解し、ポイントを押さえて上手に運用することで、双方向的にコミュニケーションを図り、ユーザーの獲得につなげることができます。