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(2/3)アンガールズ田中が語る「テレビで売れる方法」。面白い&賢いと言われるその理由。

前回の記事に続いて第二弾。

アンガールズ田中がテレビで売れる方法をAマッソという後輩芸人に紹介するのですが、今回もまた田中節がさく裂!自分自身の立ち位置と視聴者が何を求めているのかを常に考えながら立ち回るその術は、とても勉強になります。

今回もAマッソから様々なタイプの質問に合わせて回答をするのですが、感心させられることばかり。その客観的な洞察力と、話の構成力はやはりしのぎを削る芸能界で生き残っている一流芸能人。

アンガールズ田中がより好きになること間違いないでしょう。

第2回の動画はコチラ

状況・共演に応じた自分の役割と振る舞い

アンガールズ田中の競合

同じ位置で戦っている芸人は?という質問に対して「三四郎 小宮」の回答。その理由としては、MCに振られて、ワーワーするといういじられ方の展開が似ているというものでした。

そういう人を潰すのか?という突っ込んだ質問にも「小宮が出ているときはチャンス。一緒に盛り上がればいい。クズ同士の喧嘩ってMCの人大好きだから」と質問に回答しつつ、Aマッソや撮影しているスタッフも笑わせる気の利いた返しです。

テレビに出るときはそういうことも頭の片隅に置いたうえで出る、という発言からもいかにアンガールズ田中が1回の出演を大切にし、入念に準備をしているか分かりますね。

失敗から学んだ、どういう顔を抜かれる必要があるかという意識

そんなアンガールズ田中も、若手の頃には沢山の失敗があったそうです。

それは、トーク番組に出演した際、どうやってウケようかを必死に考えるあまり他の演者がトークをしている最中に自分が喋ることを頭で繰り返したり、次何を喋ろうかずっと考えていた、と。

結果として、トークが盛り上がってみんなが笑っているのに、自分が笑っていないという状態が起こり、これはやってはいけないとAマッソに警鐘を鳴らします。

その理由は「画作りに貢献できていない」から。トークがドンと受けた時は2、3人がワイプで抜かれるため、その時に抜きたいと思う人でないといけない、そうなれば1回写るチャンスが無くなると語ります。

これだけテレビに出ていても、慢心することなく常に一定の危機感を持ちながら仕事をしているんでしょうね。

アンガールズ田中がそこに気づけたのは、アンタッチャブルの山崎から指摘されたから、ということだったのでお笑い芸人で生き残っている人は教育もきちんとしているんだと驚かされます。

Aマッソも若手同士でネタを披露して優勝を決めるような番組に出た際、違うコンビの優勝が発表された瞬間にずっと悔しい顔をしていたらディレクターに「何で拍手しないの?」と怒られた、と明かしました。

ディレクターが欲しい“画”を常に意識できるかはテレビにおいては非常に重要な要素なんでしょうね。

放送時間帯に合わせた、番組への配慮

自分が出演する番組が何時に放送されるかを事前にチェックしているもめちゃくちゃ大事と力説するアンガールズ田中。

収録する時間帯は、日中だったり深夜だったり様々でしょうから、自分のテンションも状況によって変わってきてしまいそうですが、そこはやはりプロ。時間帯によって明確な意図を持って出演しているようです。

お昼の番組は、少しゆっくり話し、ゴールデン番組はとにかく盛り上げる。そして、深夜番組だったらちょっと踏み込んだ話をするのがポイント。「Aマッソはたぶんここの時間帯が得意だと思う」という後輩への一言も、相手目線に立った発言です。

一歩踏み込んだ話をする理由を、「マニアックな男たちが夜更かししながらテレビを見ている」からと語り、テレビの前にいる視聴者がどんな状況で何をしながらテレビを見ているのか、本当によく考えているのだと思います。

若手のアイドルと仕事する時に気を付けていること

Aマッソのツッコミ、加納はとりあえず悪口を言うとコメント。つまり、いじった時のリアクションで笑いを取っていくということなのでしょう。

これに対してアンガールズ田中が食い気味に「アイドルにはファンがいるから叩かれて炎上して終わり」とバッサリ。アイドルをいじるときは、「この子をいじったら面白そうって分かる瞬間が来る」らしく、それまでは、様子を見て対応するそうです。

アンガールズ田中がアイドルと仕事をするときに最も気を付けているのは“アイドルの良いところを引き出してあげる”こと。「アイドルがそこまで面白いことを言えなかったときでも大げさにリアクションして本人を乗せてあげ、そうすればもっと行こう!と思うはず」と熱弁しています。

まとめ

つまり、アンガールズ田中はディレクター、共演者(+ファン)、テレビの前の視聴者を意識しながらテレビの収録を行う。

かつ、それがどんな時間帯で行われるかを事前にチェックし、自分のエピソードトークはいつでも話せる状態にしておき、収録時はみんなで番組が盛り上がるように立ち回る。なんて素晴らしい出演者なのでしょうか!

そして、これがビジネスにおいても全く同じことが言えることに気づきました。私が、資料作成代行という仕事の中で気を付けているのは、“誰”に対して、“何の目的”で“どうなってもらう”ためにこの資料を作るのかを常に考えています。

アンガールズ田中は、自分の中で各クライアントのニーズをどのように満たせるかを毎回考え、かつそれを自分で明確に言語化出来ています。

みなさんは、自分の業界で成功できる秘訣を言語化できているでしょうか。そして、自信を持って人に伝えられますか?私はまだまだです。もっと成長していきたいですね。

次回は、いよいよ最終編。私もどうなるのか楽しみです。最後までお読みいただきありがとうございました。

追記

(1/3)アンガールズ田中が語る「テレビで売れる方法」。面白い&賢いと言われるその理由。

(3/3)アンガールズ田中が語る「テレビで売れる方法」。面白い&賢いと言われるその理由。


第1回の動画はコチラ

第3回の動画はコチラ


この記事を書いた人

Seina
独立と同時期に離婚を経験し、フリーランスとして半年ほど過ごした後、法人化。著書に「分かりやすい提案書の3RULE5DESIGN」「今さら聞けないテレアポのキソキホン」など。地元・横浜での立ち飲みがマイブーム。

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