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元ガールズバー店員が語る、出来る男とそうじゃない男との違い。

最近、繁華街に行けば「ガールズバー」という看板を目にすることは少なくないはずです。

筆者である私は、数年前まで転職までのつなぎとして、ガールズバーでバーテンダーをしていました。

皆さんは、ガールズバーと言われると「繁華街にあってちょっと露出の高い、きゃぴきゃぴのお姉ちゃんが出てくるんだろ?」

というイメージをするのではないでしょうか?

私が働いていたお店は、繁華街からは外れた住宅地、ニュータウンの中にひっそりとあるようなお店でした。

もちろん、はしごをしてベロベロになった一見さんはほとんどいませんでした。

表向きは、ダイニングレストランという感じだったため、料理も出していて落ち着いた感じのお店でした。

マスター(そのお店には、マスターがいた)にも優しくしてもらい、伸び伸び働いていた筆者だからこそ、出来る男とそうじゃない男の違いを客観的に皆様にお伝えします。

どんな客層の人が来店するの?

私の働くガールズバーでは、来店する客層は主に30代後半~50代前半くらいの人が多く、表向きはダイニングレストランだったので、様々なお客様がいらっしゃいました。

時期や時間帯によって、来店する客層や年齢が変わり私はオープンからラストにかけてフルで働いていたため、様々なお客様と関わりを持たせていただきました。

私の働いていたガールズバーは、指名制度のようなものがなかったためその日いるキャストが、来たお客様にランダムにつくシステムでした。

お客様は来店の回数を重ねると、お気に入りの女の子が出てくるので、そのキャストである女の子を誘って同伴しても良いようなルールもありました。

そのなかでも、私を気に入ってくれるお客様は、大体20代後半~40台前半のお客様でした。

出来る男はどう飲むの?

出来る男はマナーを守って飲みます。

冒頭でもご紹介した通り、私の働くお店は住宅地、ニュータウンの中にひっそりとあったため接待で使われるようなお店ではないため、お客様のほとんどがプライベートで飲みに来ます。

リラックスして飲むプライベートの飲み方にも、やはり仕事が出来る人なのか、出来ない人なのかが何となく雰囲気に出るように感じます。私が感じたできる男の飲み方をご紹介します。

  • 1.飲み方が綺麗(暴れる・暴言を吐くなどを絶対にしない)
  • 2.下心をださない(下品な下ネタ・キャストにむやみやたらに触らない)
  • 3.周りとコミュニケーションを取りながら飲むことができる

これらの共通点を感じました。

また、これは私の実体験ですが、私を気にいてくれるお客様の中に、若くして起業をしたイケメンがいました。

彼は女兄弟の中で育ったということもあり、女性への気遣いが素晴らしかったのを覚えています。

少し、メイクを変えたり髪型を変えるたびに気づいてくれ、そこから上手に話を広げていきました。

彼は相手のことをしっかりと見ていたため、少しの表情の変化なども見過ごすことがなく、話していて安心できるお客様として今でも印象深く覚えています。

恋愛や仕事をするうえでも、コミュニケーションの取り方には気を付けなければなりませんが「お酒が入れば別の話」という方もいるでしょう。

しかし、プライベートのリラックスタイムでお酒が入っているときだからこそこういうことが出来る男は、仕事もできるのではないでしょうか?

出来ない男はなにがいけないの?

前述では、出来る男の飲み方をご説明しましたが、出来ない男はその逆です。

  • 1.暴れる・暴言を吐く
  • 2.キャストへのボディータッチや嫌がることをいう
  • 3.コミュニケーションを取ろうとしない・仕事の愚痴などを言う

出来ない男は、一人のキャストに固執し気に入ったキャスト出ないと話をしない、自分の仕事の内容や、過去の武勇伝などを自慢げに話します。

私の働いていたお店では、変なお客様はあまりいませんでしたが、酔っぱらうと「セッ○ス!セッ○ス!」と叫んだり、キャストに暴言を言っている人をたびたび目撃しました。

キャスト達は、こういったお客様に対して、適当に受け答えをするスキルも必要ですが、

お店のルールとして、そういった人たちは風紀を乱すので、キャストが少しでも嫌だと思ったりマスターがお店的にもよくないと判断した時点で、即出禁にしていました。

プライベートの場ですから、羽目をはずして楽しみたいと思う人もいるでしょう。

また、「お酒を飲んでいてはしょうがない」と思う方もいるかもしれませんが、ストレスを発散するような飲み方をしている人は、心に余裕がないため日ごろから、相手を気遣うということを疎かにしているのではないでしょうか。

そのため、お酒を飲むとリミッターが外れて相手の気持ちを汲み取ることが出来ず、独りよがりなコミュニケーションを取りたがります。

なぜお酒が入ってもマナーが守れる男が出来る男なのか

では、なぜお酒が入ってもマナーが守れる男が仕事も出来るのかということです。

出来る男は「日々気を使う・相手をみて思いやる」ということが板についているのです。当日ついてくれたキャストに、すんなりドリンクごちそうしたり、自分の気に入るキャストが当日、目の前に居ても、周りを気遣いながら他のお客様とコミュニケーションを取る。

といった行為が自然と出来るのは、心とお金に余裕があるからこそだと思います。

まとめ

私の働くお店では、比較的お客様も上品な方が多くマスターもしっかりとキャストを守ってくれていたため、嫌な思いをすることはほとんどありませんでしたが、お酒が入って暴れるような方もたびたびいました。

そういう方は、あまり女の子にドリンクをくれなかったり、横暴な態度をとったり、後輩に無理に飲ませるなどといった行為をし、お店に迷惑をかけていました。

そういう人は、仕事場でもそうなのではないでしょうか?後輩に無理を言い、パワハラまがいのことをしたり、横暴な態度を取るなど。

お酒を飲むと本性が出るといいますが、そういうこともあながち間違いではないように感じました。