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不純な動機をあなどるな!モチベーションを維持する方法とは?

毎日暑い日が続きます。お元気ですか、riezoです。

子どもの頃の夏休みは、嬉しいけれど宿題もたくさん。新学期が始まる直前になっても手付かずの宿題に、この世の終わりを感じた人も多いはずです。

今年こそは毎日ちゃんと絵日記をつけるぞ!とか、先に宿題を終わらせてあとは遊ぶ!など計画や目標を高く掲げてみるものの、なし崩し的に夏休みは過ぎていく。

これって、子どもだけじゃないですよね。

自分で決めた目標を達成するというのは大人でも難しいです。というわけで、やや苦しいこじつけから始まった今回のテーマは「目標を達成するためのモチベーションに、一番必要なことは何か?」。

私の個人的な体験から得た、かなり勝手な持論について書いてみたいと思います。(あくまでも個人の体験による考察です。理論として実証されていたり、効果を保証するものではないことをご了承ください。)

1.人は楽しいことしかできない

そもそも、人は楽しいことしか続けることはできない。というのが私の考えです。もちろん勉強や仕事など、楽しくなくてもやらなければならないことはあります。

そして自分が楽しいと思っていることを仕事にできている人の方が少ないでしょう。でも、できれば仕事だってちょっとでも楽しいって思いながらやれた方がいいですよね。

仕事に限らず、何かを続けていくために必要な「楽しくなる」気持ちをどこから引っ張ってくるか。そこがモチベーションを維持するためのポイントとなるのです。

2.動機は下世話である方が良い

まず、私の経験から紹介していきましょう。私は子どものころから数学や理科といった、いわゆる理系の教科は嫌いでした。代わりに英語だけはなぜか得意。勉強もそれほど苦ではありませんでした。

それは「英語話せるってなんかカッコいい。」そんな単純な理由から。高校になると洋楽を聴くようになり、好きなアーティストがいったい何を歌っているのか知りたいためにリスニングも強化。

その結果、英語だけはほぼ毎回5段階で5の成績をとるという結果に。そして、短大を卒業して就職するも、「海外で生活するって楽しそう」という能天気な理由から、ワーキングホリデーでオーストラリアに行くために、毎月の給料を貯金して2年で渡航費用を調達。

さらに前回の記事で書いた社会人学生になる際には、「学割が使える」という下心による後押しも否めず。

そして現在、こうして多数の方の目に触れる記事を書くWebライターという仕事を選んだ理由は、「パソコンがあれば旅行しながらでもできる仕事がしたい」。

すでにライティングの仕事をしていらっしゃる諸先輩方から「ナメとんのか、コラ」とタコ殴りにされかねない、けしからん理由です。

しかし自分の経験上、モチベーションは下世話な方が長続きしやすいというのが本音です。

もちろん、高い理想や志によってさまざまな夢を現実にされている方はたくさんいますし、そちらの方が断然素晴らしいことです。でも個人の下世話な欲望の方が、大きな行動力につながる強いポテンシャルを呼び起こす場合もあります。

そしてそれが「楽しくなる」気持ちを引っ張りだすことにつながると信じています。

3.すべては自分が「楽しくなる」ため

かなり勝手な解釈でモチベーションとポテンシャルの関係について書いてきましたが、いわゆる不純な動機というのはそんなに悪いことではないと思うのです。

結果的に、自分が「楽しい」と思える成果物を手に入れられれば、どんな理由が動機になっていても良いのではないかということです。人の行動のほとんどが「自分のため」だというのが私の考えです。

非常に利己的に聞こえるかもしれません。しかし、他人のためにする行動も、その根本には「そうしたい」という自分の欲求があるからではないでしょうか。

むしろ、そういう自分の気持ちがなければ行動にはつながりません。自分の行動の根本にある理由はすべて「自分」。だからその動機に純粋も不純もないじゃないかというのが私の考えです。

4.立派な理由はいらない

毎日の仕事も、「仕事している自分、カッコいい」そういうコッソリナルシスト思考ってモチベーションアップにつながりますよね。わざわざ人に言ってしまうと痛い人と言われかねませんが、自分の中だけのそういう励まし自給自足は大事です。

ただし、時には自分を冷静に見る目も忘れずに。自分の楽しさが誰かの迷惑になっていたら本末転倒です。あれをやろうこれも頑張りたいという気持ちの原動力に、立派な理由は必要ないということです。

5.モチベーションを維持し続けるには

モチベーションを保ち続けるためのキーワードは「楽しい」ということ。でも、どうやってその楽しさを継続させるのか。そこで役立つのが「下世話な動機」です。

ダイエットを例に考えてみましょう。

誰かに褒められたい、痩せたっていわれたい、カッコイイねって言ってもらいたい。これらはどれもあまり人には言いたくない、どちらかとういうと下世話な動機ですよね。

でも、こういう気持ちって別に悪いことではないですし、それがまさしくこの場合の本当の理由です。痩せたって言われたら嬉しいし、そういう自分を想像すると楽しいです。

それがダイエットを続けるモチベーションにつながれば大成功ですよね。私はときどき、今日はご飯作りたくない、と家事をサボりたい気持ちに負けそうになります。

そんな時は誰も褒めてくれないなら自分でマッチポンプしてやるとばかりに、作ったご飯をSNSにアップすることを目標にして料理をすることがあります。

これも他人から見たら何をやっているのだと呆れられることかもしれませんが、自分が楽しく家事をやれるのであれば、誰に文句を言われることでもありません。もちろん、結果的に家族のためにもなっているので、良いお母さんになれたという自己満足も得られて一石二鳥です。

6.まとめ

かなり乱暴に持論を展開してきましたが、ざっとまとめると以下のとおりです。

  • ・モチベーションは下世話な方が原動力となる。
  • ・自分の行動は自分のため。他人から見て不純な動機だっていいじゃないか。
  • ・モチベーションを維持し続けるにも自分だけの下世話な動機が効果的。

以上、こんな考え方もあるのかと参考にしていただければ幸いです。最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

この記事を書いた人

 

riezo
「昼は会社員、夜はライターの2つの顔を持ちつつ、仕事の傍ら大学の通信教育で心理マネジメントを専攻。ビジネス系メディアを初め。女性向けメディア、映画レビューサイト、ECサイトなどで執筆中。乙女座A型。」

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